花のいろはLinné’s flower journal

はじめまして、りんねです。

はじめての投稿なので、ごく簡単に自己紹介させてください。

４０代既婚。夫１人に子ども２人。どこにでもいるフツウの主婦です。今は花屋でパート勤務。これまた普通のありきたりな人生。

でもちょっとだけフツウと違うのは「４０歳から７７７日後に花屋開業を目指している」ところ。このブログでは、その過程や今までの人生のこと、花屋ならではの役立つ知識などをお伝えしていくつもりです。

まずは「りんね」について。本名ではありません。Twitterを「りんね」というアカウント名で2021年10月末頃からやっています。

その名の由来はまた後日…今回は「中の人＝りんね」がなぜ花屋を志したのか。その話を軽くしていきたいと思います。

生まれは1981年。滋賀県の田舎すぎず都会すぎない普通のまち。

幼稚園のころ、将来の夢になんとなく「おはなやさん」と書いた少女りんね。

母がわりと花好きだったこと、母の実家が農家で、おばあちゃん家の敷地内に切り花用の小さな花畑があったことから、花はそれほど特別なものではなく、日常にふつうに存在しているものでした。

小中高すべて普通の公立校。大学も国立。可もなく不可もなく無難に育ったりんねは、幼少期の夢などすっかり忘れてふと気づきます。

あれ？私って何がやりたいんだろ？

決してバカではないけど物凄く賢いわけでもない。大抵のことは人並み以上にはできるけど、飛び抜けて得意なこともない。ここから人生の迷走が始まります。

なんとなく普通のOLは向いていない気がして…というのも、あのモノトーン一辺倒、没個性な就活スタイルがどうにも受け入れがたかったのです。社会に対して初めての小さな反抗。笑

潜在的な花好きが影響したのか、この頃アロマテラピーに興味が湧きます。民間のスクールに通いアロマを勉強。最初についた仕事はセラピスト兼エステティシャン。年相応に美容に興味もあり、接客の仕事もわりと向いていました。お客様から御指名もいただいていたので独りよがりではなかったはず。笑

しかし、ここで結婚＆出産という人生の一大イベント…だけどこれもよくある話。大学時代から付き合っていた今の夫と、はじめに住んだのは大阪。両実家が遠く、夫も激務。ワンオペ育児な状況で、仕事は辞めざるを得ませんでした。

長男が３歳になるまでは育児に専念しようと専業主婦になったものの、これがビックリするくらい向いてなかった。社会の中に役割がないことが、こんなにもストレスになるのか…

息子が１歳を迎えたころ、再就職を目指しました。土日は働けないから接客の仕事は無理だなと思い、せめて何か資格を取っておこうと独学で簿記3級も取りました。しかし！ここで世界的な大恐慌が…リーマンショックです。

誰もが就職困難な状況で、幼子を抱えた実績もない主婦に突きつけられたのは、30件以上の不採用通知。自分の市場価値の低さに愕然としたことを覚えています。

そんな中、チャレンジし続けていれば拾ってくれる神様もいるもので。ご縁があって、楽天でナチュラル系のアパレルを販売しているとある企業に採用が決まります。今だから言いますが…当時のりんねはPCが全然できませんでした。コピー＆ペースト？ドラッグ＆ドロップ？何それ美味しいの？というレベル（本気で）

でも面接で「パソコンできますか？」と聞かれ「できます！」とハッタリをかましたのです。おそろしいですよね。

もちろんそう言った以上、勤務初日までの10日余りでPC基礎知識を身につけるまでに成長。この時「やってやれない事はない」という成功体験を得たのでした。

そこでWebという世界と出会い、はじめは簡単な入力作業から、簡単なHP修正もできるようになりました。主たる業務は商品説明分の作成、売り出しの企画立案、キャッチコピー、『母娘お揃い服』の社内企画立ち上げなどなど…忙しくも充実したお仕事ライフを送ります。この間に長女を出産、1年弱の産前産後休暇を挟み、足掛け5年ほどお世話になりました。

簡単なはずの自己紹介が…長くなってきたので続きは次回に。